旧OSのメリットと最新機能
パソコンすなわちパーソナルコンピューターの名称の如く、今日1家に1台どころか1人複数台が当たり前の普及率となっていますが、ユーザー各々の「パソコンなる機械の捉え方」は大きく異なっています。
こうした方面に深い興味をお持ちの方々にとっては、今回新登場のWindows 10に関する話題や情報は、大袈裟で無く一言一句とて見逃せない重要事項に違いありません。
対して何不自由なくパソコンを使いこなしておられつつも、一方で「自分のパソコンのOSって何だったっけ?」的なスタンスの方々も、潜在的に数え切れないのが現状です。
「今のWindowsって何?10って言うの?それは知らなかった」といった会話もまた、多くのエンドユーザーにとっての日常会話である事実を踏まえ、以下のお話を進めさせていただきます。
OSが新たに変更されれば、当然多かれ少なかれ、いわゆる感覚的な操作性が異なって当然です。
そして気になるポイントが、それまで存在していた各種設定がそのまま新OSに引き継がれているか否か、これはユーザー共通のスルー出来ない着目ポイントです。
更にそれら新たな特徴が「使い易いか否か」、この部分には個人差も無視出来ませんが、大数の法則的に数多くの利用者の感想がそのまま結論に繋がります。
もう1つ、以前搭載されていて好評を博しつつも無くなってしまっていた機能の「復活の有無」に関しても、一定期間以上のパソコン歴をお持ちの方々にとっては無視出来ません。
トータルして進化したOS
これまでのWindowsの変遷を検証する中、いわゆる「失敗」と世間的に認識されている反省点に、速度がダウンすなわちサクサク感の消失が挙げられます。
新たな機能に拘る傾向故、肝心の速度がダウンしてしまい、エンドユーザーは苛立ちから「使い辛い」「レベルダウン」との結論を導き出さざるを得なかった歴史は、残念ですが否定出来ません。
今回新登場のWindows 10に関しては、ズバリ結論を申せば「体感速度はアップしている」と言えるでしょう。
これは旧来の使用感覚を体内時計とするエンドユーザーからすれば、大変嬉しいメリットに感じられます。
またWindows 10で着目すべきポイントとして、かつて人気を博していた「スタートメニュー」が復活している点が見逃せません。
これが有るだけで各種アプリケーションの起動から作業終了後の電源オフ作業まで、操作上大変便利です。
但しスタートメニューの使用経験あるいは概念そのものをお持ちでないユーザーからすれば、極端な話「それ何?」的な機能と映っても不思議では無く、万人にとって嬉しいとは明言出来ないのも事実です。
この他「通知メニュー」の追加もメリットと感じられます。
これはスマホに既に搭載されている機能と基本共通しており、タッチ対応タイプのパソコンを使用されている方にとっては、実際の操作上の違和感も無く、大変便利な機能です。
更には「タスクビュー」もさまざまな使い勝手に長けており、使用に慣れれば手放せない機能として、今後更に多くの方々に喜ばれる機能である事、間違いありません。