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ネットサーフィン依存とは

Webサイトを見るのがやめられない

ネットサーフィン依存というのは、インターネット依存の1種です。
特に目的があるわけではないのに、無意味にただ色々なWebサイトを見るのがやめられない、という状態です。
ネットサーフィンという言葉自体は、1990年代にインターネットが広まり始めてから2000年頃にかけてよく使われていた言葉で、Webページを次から次へと閲覧していく様子を波から波へ渡っていくサーフィンに見立てて造られました。
Webサイトだけでなく、インターネット掲示板なども含まれます。

インターネット依存の問題とは

ネットサーフィン依存以外にも、インターネット依存には様々なものがあります。
オンラインゲーム依存、LINE依存、携帯依存、チャット依存など、インターネットに関わる全てのものに依存症があるのでは、と思うくらいたくさんあります。
ただ単にダラダラとインターネットをしているだけならば、大きな問題ではないように思われがちですが、重度のインターネット依存になってくると本人だけでなく周囲の人間にも悪い影響が出ることが少なくありません。

重度のインターネット依存の症状の例を見てみると、無意味に攻撃的になる、インターネットをしていないとイライラする、インターネットが最優先になる、1日のほとんどの時間をインターネットをして過ごすなど、日常生活に確実に悪影響を及ぼすものが多くなっています。
これだけでなく、さらにひどくなると幻聴や幻覚といった症状、自殺や殺人の衝動が生まれるなどもまれに見られます。
自分の気持ちが分からない、家族や友人と過ごすよりもインターネットを優先させるなど、人間関係にも影響が出ることが多いです。

アルコール依存などに近い状態に陥り、解離性人格障害やうつ病などのきっかけとなることもあります。
しかも、本人が気付かないうちに依存度が高くなっていくことも多いため、周囲の人間もある程度の知識を持って注意しておく必要があります。
軽度であれば家族や友人の力で治ることもありますが、ひどい場合は何年も治療を行わないといけないケースもあります。

ですが、ネットサーフィンは依存していない人でも、時にダラダラと続けてしまうことがあります。
依存症になっているかどうか、というのは軽度の依存の場合だと特に分かりにくい、というのも知らないうちに重症化しやすい理由ではないでしょうか。
ネットサーフィンしていないと落ち着かない、イライラするなど、気持ちの変化が起こり始めたら注意した方が良いかもしれません。

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