PCメガネの効果
仕事やプライベートなどで、パソコンを触る機会が多い人はかなり増えているのではないでしょうか?
今や仕事においてもデスクワークといえばパソコンを用いるものがほとんどです。
それとは別に、普段の生活から趣味でパソコンを触る人も多いことでしょう。
そういったパソコンの利用が広がっている中で、一つ問題視されていることがあります。
それは、パソコンモニターの発する光が目に対して悪影響を及ぼすのではないか、ということです。
実際に長時間使用した後には疲労感を感じるという人も多いと思います。
そんな悪影響や疲労感の対策として、最近ではPCメガネというものが登場しました。
いわゆるブルーライトをカットするような加工がなされているのがこのPCメガネなのですが、実際に効果はあるのでしょうか?
度が入っていないものなどもあり、利用を検討している人は参考としてみてください。
まずは、利用者や専門家の中から、ポジティブな意見について見ていきたいと思います。
実際に利用してみたところ疲労感が軽減した、という声は多く聞かれました。
特に疲れが残りにくくなった、という声があり、連日パソコンを利用する人にとっては嬉しい一つのポイントとなるのではないでしょうか。
また、より効果的なPCメガネとして、レンズが透明なものではなく、色付きのものが良いという声もありました。
実際にメガネショップなどではイエローやブラウン系のグラスカラーをしたPCメガネというのも販売されており、こちらの効果が高かったという意見もありました。
ネガティブな意見
逆に、利用した上でネガティブな意見を持っているという人も多く見られました。
では、実際にどのようなネガティブ意見があったのか、ということを紹介していきます。
まず第一に、パソコン作業には良いものの、その他の作業と兼用する場合には不向きであるという声です。
モニターが見やすくなった代わりに紙媒体は見難くなってしまい、どちらも見なければならない仕事の場合にはむしろ効率が悪化したと言います。
特化しているからこそこういう問題が発生するのかもしれません。
もう一つは、そもそもメガネに頼る前に自分でディスプレイの設定を変更した方が効果的だという意見がありました。
ディスプレイの輝度というのはユーザーが調節することが出来るため、光を弱くすることで十分疲労軽減の効果があるという声でした。
さらに、PC用メガネの技術の根幹となっているブルーライトについても否定的な意見がありました。
ブルーライトが有害であるとする証明はまだされておらず、実際に目に対して悪影響はないのではないか、という声もあります。
なかにはプラシーボ効果によって軽減されていると誤認しているだけではないか、という意見もあり、なかなか難しい問題を孕んでいるのかもしれません。