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デザイン事務所向けのプリンター

印刷すると色が変わる!?

デザイン事務所やフリーランスのデザイナーの方にとっては、
カラープリンタは必須の器材となっています。デザインの打ち合わせをするときには、必ずカラープリンタで出力をしてそれをお客さんに渡すようになるためです。

Web系のデザイン担当者や3Dグラフィックデザイナーの方にとっては
仕事中はそれほど必要性を感じないかもしれませんが、成果物を相手に渡すときには、基本的に自分で作ったものを紙面として出して渡すことが基本になります。

特に大きな仕事になると最終的な決定権は年配の方が握っていることが多いので、プレゼン用に見栄えのする印刷物を持ち込んで打ち合わせをすることになります。
実際の制作物は画面上で確認するのだから、印刷として出すものはそれほどこらなくても大丈夫と考えてしまうのはとても危険です。

特にWebデザインの場合、画面で色彩を決めるRGBと印刷物とするときに色を決めるCMYKは全く別物といって良いほど違うので、画面上で見てきれいな成果物も印刷してみるとなんだかぱっとしない色調ということもよくあります。

デザイナーとして活躍されている方ならそのような基本的な色の違いはわかることと思いますが、意外に企業の広報担当者の方はそのあたりの企画をわかっていません。

たとえば実際に打ち合わせをする主任クラスの方は詳しくても、その上司である部長さんなどはあまりよくその辺のことをわかっていないかもしれません。

打ち合わせ時に画面で主任の方と確認をとってOKが出たあと、その主任さんが上司に報告をするために自分のパソコンからその画面を印刷してしまったら、きっとよくない色合いのものが紙に出てしまうことでしょう。
手間のようですが、打ち合わせのときには画面と同時に手元の紙にも色味を近く再現したものを用意しておくべきです。

プリンターのレンタルサービス

さて、そのような出力に関してですが、家電量販店で売られているような数千円~数万円のインクジェットプリンタではどんなにがんばっても完全にきれいにするのは難しくなります。
デザイン系の出力では少なくとも10万円クラスのプリンタが必要という意見もあります。

ですが毎回印刷をしなくてはいけない仕事ばかりでないと、その仕事のためだけに数十万円のプリンタを購入しなくてはいけないということもありえます。
そんなときには、法人向けのレンタルサービスの利用が便利です。

フルカラー定額制のレンタルプリンターであれば、プリンター代だけではなく、インク代・トナー代・メンテナンス代なども0円となっているので、購入するよりもメリットが多くおすすめです。

また今はプリンターがなくてもコンビニからも高級機で出力は可能です。
しかし何度も印刷しながら確認をしたい時など、時間もかかる上にいちいち出かけるのも面倒なのでおすすめはしません。

デザイン事務所というとデータでのやり取りで完結すると思いがちですが、印刷して最終確認をすることも多いので、いつでも使えるプリンターを置いておくことは必須ではないでしょうか。

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