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SNSのなりすまし問題と対策について

SNSのなりすまし問題とは

SNSが広まるとともに、なりすましによる問題も表面化し、増え続けています。
SNSにおけるなりすましとは、著名人や有名企業だけでなく一般人でも起こりえることで、他人の名前を勝手に使ってその人になりすますというものです。
これによってなりすまされた側の人だけでなく、それが本物だと信じた人にも何らかの被害が出るケースもあります。
なりすましが多いのは、FacebookやTwitter、InstagramといったSNSです。
Facebookの場合、アカウントを作るだけでなくFacebookページを作成するケースもあり、なかなか見ぬくことができません。

FacebookもTwitterも、登録してアカウントを作るのに本人確認をする必要は今のところないので、簡単になりすますことができてしまいます。
もし、自分が作ったアカウントではないのに自分になりすましているアカウントを見つけたら、そのSNSの運営に報告することで対応してもらえることが多いです。
対応してもらえる場合、数日から数週間くらいでなりすましているアカウントの削除が行われます。
運営の対応が行われるまで、少し時間がかかりますので身近な人などには、そのなりすましアカウントが自分ではない、ということはきちんと伝えておいた方がトラブルが起こりにくくなります。
ですが、ただの同姓同名の人という可能性もあるので、投稿内容などを見て慎重に確認してから報告する必要はあるでしょう。

なりすましの対策方法

なりすましを見つけた場合、運営に報告するのが主な対応となりますが、そのなりすますアカウントに直接連絡するのは避けた方が良いです。
というのも、こういったなりすましを行う人は悪意があることがほとんどなので、反応すると逆に喜ばせてしまうことがあるからです。
一般人ならば、こういった対応で大丈夫ですが企業や著名人の場合、これだけでは不充分と言えます。
では、どうすれば良いのでしょうか。

まず運営に報告するというところは同じですが、ブログや公式ホームページなどでそのアカウントがなりすましである、ということを告知する必要があります。
告知しておかないと、本人のアカウントだと信じてしまったファンなどに混乱が起こる可能性があるだけでなく、思わぬトラブルへと発展してしまう危険もあるからです。

また、そのなりすましアカウントに正式にメールなどで抗議した方が良いでしょう。
もちろん、こういったメールを送る時は文章には注意する必要があります。
なりすましアカウントを少しでも早く見つけられるようにするには、Googleアラートでキーワード登録しメールでチェックする、こまめにエゴサーチをするといった作業が不可欠です。

なりすましアカウントが作られる前、見つける前などにできる対策としては、公式ホームページやブログなどで本人のSNSアカウントをはっきり明記しておくことが挙げられます。
できれば、ホームページやブログとSNSで相互にURLを記載しておくと、なお良いかもしれません。
企業などの場合、運用する予定の有無にかかわらず、登録だけでもしてアカウントを明記しておくなど、なりすまし予防や抑止についても考える必要があります。

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