高いパソコンは長持ちする?
かつてパソコンが日本で一般向けに販売されるようになったばかり時の価格ってご存知ですか?
今となっては若い人には信じてもらえないかもしれませんが、なんと1台40万~50万円もしていました。
それだけの金額でありながら、使える機能としてはページレイアウトのない文字入力と表計算、
簡単なゲーム程度のものだけで、しかも操作をするためにはマウスではなくコマンドプロンプトなどを
使用してコマンド入力をしなくてはいけなかったのです。
それがWindows95が発売されたと同時に、機械にそこまで詳しくなくても簡単に使える
コンピューター・システムという位置づけされてきました。気がつけば今は一家に1台どころか
1人に1台にまでなっている日常的な製品になっています。
今でも購入のために20万~30万円程度はかかるような高額・高性能パソコンもあることはありますが、
逆に安いのをみていくと数万円程度、中古の場合1万円未満で購入できるモデルまでもが登場してきています。
世の中に出回っているパソコンは、高い=性能が高いということは正しくても、高い=長持ちするとは
言い切れなくないところがあります。極端な話、たった今5万円のパソコンを買っても30万円のパソコンを
買っても、5年後にどっちがきちんと動作しているかというのはわからないのです。
使用頻度と用途を考えよう
パソコンを選ぶときにまず大切なのは、どのような場面でどのくらいの頻度で使うかということを
きちんと考えて購入する品物を選ぶようにするということです。
性能が高くなると機能も増えてくる物が多いので、せっかく購入をしても全ての機能を使いこなせない
ということもよくあります。なので、自分がそのパソコンを購入して何をしたいかを考えてからでないと、
これから購入するパソコンが自分に適したものであるかどうかはわからないのです。
単に毎日インターネットで調べ物にだけ使うとかメールのやり取りに使用するのであれば、
数十万円もするような高価な物でなくても、2~3万円のもので問題ありません。
さらに加えて、今はパソコンの他にタブレット端末を使うという選択肢もあります。
タブレット端末とは、iPadやgalaxyのような平面のみの通信端末です。端末自体に通信機能が
備わっている物もありますが、備わっていない物は無線LANを経由して通信をすることが殆どです。
パソコンの1台あたりの価格は大変安くなっているので、自宅用に高スペックな物を1台おいて、
日常使いようにタブレットやミニノートを使うという方法もあります。
パソコンを選んで趣味に仕事にどんどん使って行きましょう。