店員の言葉に惑わされない
全くパソコンの知識はないけれども、とにかく最初の1台が欲しいという人には、
エントリーモデルと呼ばれるまずは機能のそれほど多くないモデルをおすすめします。
購入するときに基準となることって何か?
それは、「そのパソコンを使って何をしたいか」ということ。
そもそも最初に購入する人にとっては「何ができるのか?」がわからないわけですから、
それを聞いても仕方がないかもしれません。
なので、初心者が一番最初に購入するときはあれもこれもと欲張らず
シンプルで使いやすいものから入ってみることがおすすめです。
家電量販店やパソコン専門ショップなどに行くと、対応するスタッフさんによっては
「テレビが見れます」「録画や編集が簡単です」「写真のレタッチや保管も簡単です」
といったようなあれもできますこれもできますトークをされてしまうことも。
でも、大切なのは自分がパソコンをどう使っていくかということなので、
少し冷静になってから選びましょう。
初心者は中古はやめよう
エントリーモデルの場合、比較的安価で低スペックのものが多く販売されています。
よく「初めてなのであまりお金をかけたくない。中古でいいから安いものを買ってくれ」
というふうにいう人がいます。私個人的な意見としてはこの考え方はおすすめできません。
確かに、中古パソコンは非常に安く購入できるのですが、
だからといって本人が気に入るモデルがうまく手に入るとは限りません。
ましてや安さ優先で選ぶとなると、主流となるのは4~5年くらいは前に発売されたモデルとなるので、
場合によってはOSや付属ソフトが最新バージョンではないこともあります。
中古パソコンはむしろ2台目以降のパソコンとはどういうものかわかってきたあたりに
購入する方がおすすめです。まずはメインとなる新品を購入して、その不足した機能を補うために
部分的に特殊な中古品を購入するというのもありです。
参考サイト:パソコン選び&購入のチェックリスト
また、初心者に中古品をおすすめできないもう一つの理由は、
そのパソコンを気に入って使うことができにくいということです。
パソコンをこれから使いたいという人にとって大切なことって何か。
それは、できるだけ積極的に触るようにするということです。
新品ならデザインもよくピカピカなので特に用がなくても触りたくなりますが、
誰かの使用感の残るパソコンではそれほど愛情がわきにくくなります。
長く楽しく付き合えるためにも、まずは自分の気に入ったタイプのものを選びましょう。